キャバクラで働いてみたいと思っている人のほとんどが、「体験入店」という言葉を聞いたことがあるでしょう。未経験者も、経験者も、新しいお店で働くときは、まず体験入店をします。そこで今回は、体験入店について、キャバクラ未経験者の疑問と回答をまとめました!
体験入店ってなんですか?
キャバクラなどのナイトワークのお店で、お試しで数日間働くことです。1日だけだったり、3日連続だったりします。何日間、何時間働くかはお店と女の子で相談して決めます。本契約をしないお試し形式なので、体験入店の後に「やっぱりこのお店では働かない」と決めても、何ら不都合はありません。
体験入店の目的は?
そのお店が自分に合っているかどうか、長く働き続けられるかどうかを女の子自身が見極めることです。また、お店側にとっても、「この子は長く働けていけそうだろうか?」という目線でチェックしています。その日の働きが、時給を決める際の目安にもなります。
キャバクラにはさまざまなカラーがあります。若い子を集めているお店、ベテランのキャバ嬢がプロの接客をするお店、賑やかさが売りの元気なお店、しっとりクラブのような雰囲気を強みとしているお店などなど。自分が、お店の雰囲気に合わせた働き方ができるかどうかを判断しましょう。
また、他の先輩方と仲良くやっていけそうか、客層は落ち着いているかということも観察の対象です。体験入店のときには常にアンテナを張り、自分がこれから働くにあたって必要な情報をキャッチするよう心がけましょう。
体験入店ではなにをするの?
体験入店では、他の女の子と同じようにドレスアップして、お客さんにお酒を作り、楽しくおしゃべりをします。「ドレスなんて持ってないし、どんな風にお化粧したらいいかわからない」という場合も、貸しドレスがありますし、メイクさんがヘアメイクを担当してくれるので安心です。面接の日にそのまま体験入店をする「即入」ができるお店もあります。
着替えとメイクが終われば、スタッフによる簡単なお仕事の説明があることでしょう。席に着くときのあいさつの仕方、おしぼり交換や灰皿交換のタイミング、ドリンクの頼み方、タバコに火をつけるときの注意点などを一通り教えてくれるはずです。
研修が終わったら、いよいよお店に出ます。とはいえ、自分で店内を歩き回り、お客さんに話しかけなければならないわけではありません。スタッフに「○○さん、お願いします」と声をかけられた席へ出向きましょう。源氏名は自分でつけられますし、初めはお店にお任せしてもいいかもしれません。どんな名前を付けてもらえるのか、楽しむのも手です。
席に着いたら、他の女の子がいるときもあるでしょう。タバコに火をつける、灰皿を交換する、水割りを作るなど、先輩が実際に行うそのしぐさをよく観察して真似しましょう。すると、自分一人で席に着いたときにも落ち着いて行動できます。
体験入店のお給料は?
お店にもよりますが、体験入店のお給料は時給制で、時給2000円程度からとしているところが多いです。5時間働けば1万円ですが、ここからヘアメイク代や所得税が引かれてしまうことがあります。初めから「体験入店1万円」と銘打っているお店もあります。これならわかりやすいですね。
体験入店のお給料は、勤務時間が終わり次第、即日手渡しとなります。1日だけの体験入店の場合は、その場で本当に働くかどうかを決めましょう。迷うなら、あと何日か働かせてもらうのもありです。ぜひ、交渉してみてください。
体験入店で決められない場合はどうするの?
未経験者は、体験入店をしても自分の適性を見極められないことがあるでしょう。どんなものでも、比較対象がなければ良いか悪いかがわからないというのは当然のことですよね。迷うようなら、他のお店でも体験入店をしてみることをおすすめします。
ただ、「本当に自分に合ったお店を探したい」とのめり込み、体験入店を繰り返すのは問題です。即日もらえるバイト料だけが目当ての「体入荒らし」とみなされてしまうことがあります。噂が広まれば、その界隈のお店では働けなくなってしまうことも考えられるので注意しましょう。
まとめ
体験入店は、女の子とお店のマッチングをはかるシステムです。未経験者も、経験者も、みんな体験入店を経て本採用になります。夜の世界に飛び込むことが怖くても、このシステムがあれば安心してナイトワークに踏み出せますね!